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イラスト 若松 光一郎  
 吉田 民子

 最近の紙面「展望」の欄に、4月15日付に関野豊氏、5月31日付に佐々木篤氏が「じゃんがら」への熱い想いを各々に語っていた。いわきに繋がりのある者として、共感を覚えた。
 旧盆のころ帰省すると何処か遠くの方から、慣れ親しんだあの懐かしい鉦や太鼓の音が独特のリズムを刻んで近づいてくる。「お帰りなさい」と迎えられているようで何かホッとする。8月も半ば、夕方の少し涼しい風に乗って聞こえてくるじゃんがらの音はとてもいい。
 そのいわきの「じゃんがら」が今から400年も前に、常磐の高僧によって沖縄に伝えられていた、とする説は興味深い。そして沖縄エイサーの誕生に何らかの影響を与えていたということも。
 念仏踊りであった伝統的エイサーから、数百年の後に枝分かれして有名になった、現代若者版「エイサー」のあのエネルギーは何処から生まれてくるのだろう? あれほどの人数、熱気には圧倒される。昔からあるよさこいやソーラン節などをベースにした若者版群舞も今は大変な人気だ。札幌の初夏を踊りで盛り上げる「YOSAKOI―ソーラン祭り」も大通 り公園で、6月4日から開幕した。
 今は静かに眠ったままのいわきの宝「じゃんがら」も街の活性化の秘密兵器になり得るのではないか。そんな気がした。
 オリジナルのCDまで制作して「じゃんがらスタイルの種を蒔こう」と意気込む関野氏の試みや情熱が、近い将来に実を結ぶことを私も夢みている。
 じゃんがらが、これから何処でどんな人たちとどんな出会いをしていくのか楽しみだ。
(川崎市在住)

 「日々の新聞」の姉妹ともいえる「日々の手帖」を創刊して以来、暇な時間ががグンと減りました。いまは3人とも「はぁはぁはぁ」。つい、顔を見合わせてしまいます。でも「3回ぐらいで慣れるかな」と、ノーテンキな会話を交わしています。
 「だめだ」では話は始まりません。いわきは楽しい。見ようとしないから何も見えないのだ、と言われないように、中身の濃い情報を探して伝えます。 

【おわび】
5月31日付12面「藁焼きたたきを全国発信」の記事でオーシャン物産の局番が間違っていました。正しくは「0246(55)5517」です。おわびして訂正します。

(編集人 安竜昌弘)



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