笹屋伊織のよもぎ餅と桜道明寺(京都)

● 笹屋伊織のよもぎ餅と桜道明寺(京都)

 いわきの桜の開花が宣言される数日前、京都の笹屋伊織のよもぎ餅と桜道明寺の詰め合わせをいただいた。
 どちらも春の限定品で、よもぎ餅はヨモギを練り込んだ生地でつぶあんを包んである。桜道明寺は桜風味のこしあん。どちらもつるんとした食感で食べやすく、上品な味。「さすが京都」と思う。
 笹屋伊織の創業は1716年。徳川吉宗が八代将軍に就いた年という。伊勢の城下町で御菓子司をしていた初代の笹屋伊兵衛が御所の用事を言いつかって京都へ呼び寄せられ、300年の歴史を持つ。
 編集室の窓から隣の公園のさくらが見える。少し濃いめのお茶をいれて、よもぎ餅と桜道明寺でお花見を楽しもうと思う。