第432号

 特集 あれから10年 薄磯をあるく

 3月11日であの震災から10年を迎える。津波で大きな被害を受けた薄磯地区を中心に歩き、地区民や関係者から、当時を追憶してもらい、「いま思うこと」など思いを聞いた。

 坂本 武一さんのはなし
 浄日寺住職 塩 照晃さんのはなし
 株式会社しらたマネージャー 根本 一好さんのはなし
 元塩屋埼カントリークラブの女性社員
 いわき語り部の会 大谷 慶一さん 加代さん夫妻のはなし

 記事

いわきの近代日本画家 鈴木寿山

 明治時代にいわきを中心に活躍した鈴木寿山展が4月3日まで、勿来関文学歴史館で開かれている。渡辺町田部で農業を営みながら絵を描き続けた寿山について紹介する。

「絹本著色勿来関詠歌の図=部分」
(いわき市指定有形文化財)

 川延 安直さんのはなし

 福島県立博物館副館長、川延さんが寿山が生きた時代の日本美術界について、解説した。その講演内容を紹介する。

 連載

阿武隈山地の万葉植物 湯澤 陽一
(29) ワカメ


ひとりぼっちのあいつ(10) 新妻 和之
会津の三泣き、保護者に学ぶ