特集 遺された絵画からのメッセージ |
「無言館展――遺された絵画からのメッセージ」が8月29日まで、郡山市立美術館で開かれている。長野県上田市にある戦没画学生の絵画を集めた無言館に収蔵されている作品のなかから、66人の約130点が展示されている。その作品から戦争によっていのちを絶たれ、画家への夢も閉ざされた画学生たちの思いや問いかけなどメッセージが聞こえてくる。
吉田二三男さんの「風景」のはなし
郡山市立美術館館長 菅野 洋人さんのはなし

記事 |
2021市長選 どうして市長選に出るのですか
いわき市長選の告示まで2週間に迫り、来月5日には新市長が誕生する。現在のところ立候補を予定しているのは内田広之さん(49)、猪狩謙二さん(58)、現職の清水敏男さん(57)、宇佐美登さん(54)の4人。それぞれには「どうして市長選に出るのですか」などと率直に質問のぶつけ、その思いを語ってもらった。
内田 広之さん
議論を重ねて方向を決める
1972年(昭和47)、いわき市平下神谷生まれ。磐城高校から東北大教育学部に進み、文部省(現在の文部科学省)に入省。秋田県高校教育課長、岡山県教育次長、福島大事務局長などを歴任した。昨年、文部科学省を退官。

猪狩 謙二さん
地産地消を進めていく
1962年(昭和37)、常磐炭砿の長屋で生まれる。平工業高校電気科から常磐共同ガスに入社し、労働組合の執行委員長を経て2011年(平成23)から代表取締役社長。市長選出馬のため今年2月に退任。

清水 敏男さん
普通に暮らせるまちが一番
1963年(昭和38)、常磐湯本町生まれ。磐城高校から日大法学部を経て代議士秘書となり、いわき市議2期、福島県議4期、いわき市長2期。

宇佐美 登さん
最悪を想定して最善をつくす
1967年(昭和42)、東京都大田区生まれ。父が平馬目出身。早稲田大理工学部で医療工学を専攻。松下政経塾10期生。代議士秘書を経て26歳で衆議院議員に初当選(2期)。2013年(平成25)、2017年(平成29)に市長選に出たが、落選。

日々の本棚
新装版『ふるさとは赤』
三原由起子著
(木阿弥書店)1650円

連載 |
戸惑いと嘘(67) 内山田 康
太平洋(5)
阿武隈山地の万葉植物 湯澤 陽一
(40)シラスゲ
ひとりぼっちのあいつ(21) 新妻 和之
タービトーブ 吾が小天地
時空さんぽ 再び 〜磐城平城を訪ねて(9)
其の八 黒門
DAY AFTER TOMORROW(222) 日比野 克彦
SDGsと芸術