第446号

 特集 海のはなし 伊勢エビから

 いわき沖の海で漁獲交代が進んでいる。オキアミやコウナゴが揚がらず、数年前から伊勢エビが獲れるようになった。南方系の魚も網にかかる。そうした減少は海水温上昇の影響なのか。海洋研究センターやアクアマリンふくしま、漁師さんなどに話を聞き、海で何が起こっているのかを取材した。

 


「ウロコジュウ」 金成 勝弘さんのはなし
 伊勢エビ天丼が人気メニューに

小名浜機船底曳網漁協 中野 聡さんのはなし
 黒潮が強いのでサンマが来ない

アクアマリンふくしま 松崎 浩二さんのはなし
 夏の水温が高く南の魚がかかる

 

 記事

海洋放出をどう思いますか⑦
 
いわきの漁業者
 次の世代、また次の世代に影響する


福島臨海鉄道の「浜の駅 おなりん」が閉店

「浜の駅 おなりん」が閉店した。その間わずか1年半。コロナ禍で入場者が伸びず、オリジナルグッズも思うように売れなかった。福島臨海鉄道の歴史と合わせて調べた。


日々の本棚

『地球の生物多様性詩歌集』
  編 鈴木比佐雄 座馬 寛彦 鈴木 光影
  コールサック社・1980円(税込)


MY WAY 吉田 勉子さんのこと
番外編 傘寿記念の個展


市民測定室だより(29)
こどもドックてちょう


映画「MINAMATAミナマタ」のこと
水俣でのスミスを描く


投稿 東海第二原発の再稼働を止める会共同代表 先﨑 千尋さん
『原子力村中枢部での体験から10年の葛藤で掴んだ事故原因』を読んで
 原子力村からの勇気ある発言

 

 連載

戸惑いと嘘(70) 内山田 康
幾度も越えられた無数の浜辺(2)


阿武隈山地の万葉植物 湯澤 陽一
(43)ヘクソカズラ


ひとりぼっちのあいつ(24) 新妻 和之
「あしたのジョー」再起第一戦


時空さんぽ 再び 〜磐城平城を訪ねて(12)
其の十一 不明門

 コラム

月刊Chronicle 安竜 昌弘

忖度の底流
ジャーナリズムとは 個が立脚して 天下に論を 吐くことを指す。(デイヴィッド・ハルバースタム)