第450号

 特集 小さな旅 城下町 白河と棚倉

 11月半ば過ぎに福島県の南の白河、棚倉にぶらり出かけた。どちらも城下町。平田村からあぶくま高原道路を走り、矢吹町に立ち寄って白河へ、そして棚倉へ。冬間近の県南の小さな旅を紹介する。

白河

 白河では3史跡と言われる小峰城跡、南湖公園、白河関跡を巡り、奈良や南北、江戸時代を時間旅行した。

 小峰城のはなし
  120年の時を経て復元

 南湖公園のはなし
  17の景勝地を定め詩歌をつくる

 白河関跡のはなし
  文学の世界で都人のあこがれの地

 とら食堂
  
白河ラーメンの代表格

  
 

棚倉

「東北の小京都」として対外的にアピールしている棚倉町。県南の東白川郡にあり、城下町としての趣がある。城跡としては内濠と本丸跡が残っていて公園になっている。町おこしの一環として商工会商業部会が中心になって「めだかの学校」を開校、軒先にめだかの生け簀を置く運動を推進している。城の歴史をしらべ、めだかの学校について聞いた。

 棚倉城のはなし
  丹羽長重が城を建てて町も整備する

 棚倉町のはなし
  小京都に仲間入り

 「めだかの学校」のはなし
  めだかを通して棚倉大火を語り継いで

 
 

 記事

私の見方
ごみ袋についての疑問
 不動産業 青天目 和夫さん(勿来在住=投稿)



秋吉 久美子さんのはなし(下)

女優という人生
 秋吉さんは、高校時代から交流のあったいわき在住の詩人、斎藤貢さんを聞き手に、自らの人生や女優として思うことなどを屈託なく話した。

 連載

戸惑いと嘘(74) 内山田 康
幾度も越えられた無数の浜辺(6)


阿武隈山地の万葉植物 湯澤 陽一
(47)サルオガセ・キヨスミイトゴケ


ひとりぼっちのあいつ(28) 新妻 和之
「生徒を守りなさい」


時空さんぽ 再び 〜磐城平城を訪ねて(16)
其の十五 北目町


ぼくの天文台 粥塚伯正余話(12)
LP「ディランにて」

 コラム

月刊Chronicle 安竜 昌弘

「みだれ髪」のこと
人間としての ひばりさんを 知ったひととき


いきもの係日記
②苦戦奮闘中