第454号

 特集 ジャーナリスト 外岡秀俊の眼

 ジャーナリストの外岡秀俊さんが昨年12月23日、急逝した。68歳だった。中原清一郎という作家名を持ち、さまざまな小説を書いた外岡さんだったが、記者としての思いは強かった。つねに「一記者」であろうとした外岡さんの歩み、信念を紹介する。

 記者として
 疋田記者との出会い
 「新聞と戦争」のこと
 震災取材、その死

 外岡秀俊さんのこと
 疋田桂一郎記者のこと
 作家・中原清一郎のこと

 記事

大須賀筠軒とその時代

 近代いわきを代表する文化人、大須賀?軒の生涯を筠軒自身や家族、交流のあった文人・画人たちの書簡や書画、著作などで紹介する「大須賀筠軒とその時代」が2月15日まで、いわき市勿来関文学歴史館で開かれている。漢学者で詩人、教育者、芸術家、郷土史家、実業家でもあった筠軒。企画展の展示などから人生をたどる。

 生い立ち
 大須賀家に婿入り
 充実した日々
 晩年

 神林復所のはなし

筠軒が60歳のころ、大須賀家の人々と

若松丈太郎さんのすべてが3冊に

 全詩集、評論などの著作集を2月刊行

撮影:柴田三吉

『歳月からの伝言2』

 小宅幸一さんによる第2巻
 「か行」街道、花街、感染症など

 連載

時空さんぽ 再び 〜磐城平城を訪ねて(20)
其の十八 大手門


阿武隈山地の万葉植物 湯澤 陽一
(51)ウミトラノオ


ひとりぼっちのあいつ(31) 新妻 和之
ドクサを吟味する

 コラム

月刊Chronicle 安竜 昌弘

言葉のつぶて
マスコミと教育だけは間違った道に進んではいけない