第455号

 特集 内藤六代

 徳川譜代の内藤家が磐城平藩を治めるようになってから、ことしで400年になる。その治世は初代の政長から六代の政樹まで125年に及んだ。内藤六代とはどんな時代だったのか。お家騒動と文化振興にスポットを当てながら、振り返った。

 磐城騒動のこと
 松賀族之助のこと
 風虎と露沾—義概・義英親子の俳諧のはなし

奥州磐城平城下絵図(部分)
明治大学刑事博物館蔵

 碑めぐり
 いわき市内には内藤風虎、露沾、露沾の息子の沾城の句碑や歌碑がある。寺社を参詣したり、名所を訪れたりした際に句や歌を詠んでいた。平中平窪の常勝院、平中神谷の出羽神社など碑をめぐりをして、内藤家時代に思いを馳せる。

常勝院
 記事

ジャーナリスト 外岡秀俊の眼

 小説家としての遺作『人の昏れ方』を中心に、外岡さんの思いをまとめた。

 連載

阿武隈山地の万葉植物 湯澤 陽一
(52)テイカカズラ


ひとりぼっちのあいつ(32) 新妻 和之
皆さんが私の先生でした①


時空さんぽ 再び 〜磐城平城を訪ねて(21)
其の十九 本丸


DAY AFTER TOMORROW(228) 日比野 克彦

アート感覚の時間
みんな、違う時間で生きている

 コラム

ストリートオルガン(168) 大越 章子

モーゼスおばあさん
人生はいつでもつくり出す