第465号

 特集 高久を歩く

 この春、いわき市平の下高久地区では『まほろばの里 高久の歩き方』を刊行した。縄文時代中期の貝塚や、後期の洞窟から人骨などが発掘されている地区で、平安時代の終わりには岩城氏の初代ともいわれている高久三郎忠衡が常陸国から移り住み、滑津川流域の開発を進めたという。地区の歴史や文化財、年中行事などがまとめられている『高久の歩き方』を持って現地を歩いてみた。

 江戸時代前の高久――『高久を歩く』
 江戸時代の高久――高久騒動と元文百姓一揆
 戦争のはなし
 廣田正さんのはなし
 『まほろばの里 高久の歩き方』のはなし
 高久ばなし

 記事

まちがたり  マツヤペット

 店長の石井富雄さんが入院し、娘の真記子さんが仕事をやりくりして週3回開いている。この店には動物愛が育むコミュニケーションがある。


西尾正道さんのはなし ② 甲状腺がんについて

 北海道がんセンター名誉院長の西尾正道さんの「汚染水の危険性を考える」と題した講演会の2回目。福島第一原発の事故後、行われている福島県民健康調査の子どもの甲状腺検査の結果について自身の考えを語った。


二〇二二参議院選  戦い終わって

 連載

戸惑いと嘘(83) 内山田 康
見え隠れする傷跡たちの間で③


時空さんぽ 再び 〜磐城平城を訪ねて(31)
其の二十九 新川町


阿武隈山地の万葉植物 湯澤 陽一
(62)ヤナギタデ


DAY AFTER TOMORROW(233) 日比野 克彦
土地と種  種が土地を離れて土地のつながりを教えてくれる


ぼくの天文台 粥塚伯正余話(16=最終回)

夢で逢えたら

 コラム

ストリートオルガン(173) 大越 章子

映画館のはなし
岩波ホールがまいたエキプ・ド・キネマ