第474号

 特集 萩原朔太郎大全

 ことし2022年は詩人・萩原朔太郎の没後80年。それにちなんで全国52の文学館や美術館では企画展「萩原朔太郎大全2022」が開かれている。いわき市立草野心平文学館でも12月18日まで、「詩の岬」をテーマに自作原稿やノートを展示している。また11月13日には朔太郎の孫で前橋文学館館長の萩原朔美さんが講演した。朔太郎の人生を振り返るとともり、朔美さんの講演を紹介する。

 萩原朔太郎の人生

 萩原朔美さんの講演
 朔美さんは「私が出逢った詩人たちー草野心平さんの思い出」と題し て、それぞれに出合う言葉があることを話した。

1924年(大正13)、38歳ごろ 前橋文学館提供

 記事

峰丘さんのはなし
 11月21日まで、ギャラリー木もれびで個展を開いていた峰さんに震災、コロナ、ロシアのウクライナ侵攻のなかで、アーティストは何ができるのかを話してもらった。
               


稲垣久和さんに聞く

 東京基督教大学特別教授の稲垣さんは春からいわきで暮らしてきた。持論である4セクター論(行政、企業、コミュニティ・協同組合に加えて家族・寺・教会など)について話してもらった。


シネマ帖 ダウントンアビー/新たなる時代へ 




 連載

戸惑いと嘘(88) 内山田 康
遠くから島を振り返る②

阿武隈山地の万葉植物 
湯澤 陽一
(70)カツラ

鎌倉殿といわき(随時)痴鈍空性

パンドーラーの箱(8)福島の海から考える 天野 光


 コラム

月刊Chronicle 安竜 昌弘

70年代の記憶
ちいさくてゆっくりしたものを守っていきたい