第482号

 特集 「旅するチバラキ」展

「旅するチバラキ」展が4月23日まで、茨城県天心記念五浦美術館で開かれている。大正時代、4人の画家たちが利根川流域から茨城県南部を旅して写生し、連作「水郷めぐり」としてまとめた。作品が100年ぶりに展示された展覧会を紹介しながら、画家たちの行程を追った。

7泊8日の水郷めぐりの旅
舟旅が中心だった画家たちの8日間
「水郷めぐり繪巻」のことなど

 記事

福島原発事故12年

福島原発事故12年 拡散する放射性物質のゆくえとわたしたちの未来」(脱原発福島ネットワーク主催)が3月12日、いわき市文化センターで開かれた。双葉郡地方原発反対同盟代表の石丸小四郎さん、元原子力資料情報室の澤井正子さんの話を紹介する。

 石丸小四郎さんのはなし 抱える問題は山積している
 澤井正子さんのはなし 貯まり続ける放射性廃棄物


「3.11甲状腺がん子ども基金」のシンポジウム

「3.11甲状腺がん子ども基金」のシンポジウムが3月24日、郡山市で開かれ、3人の当事者が自らの体験などを話し、当時者アンケートに協力した高橋征仁さん(山口大学人文学部教授)が自らの思いや考えを述べた。

 林竜平さんのはなし 忘れ去られることが一番悲しい

 高橋征仁さんのはなし 原子力村の本質的な体質はなし



Diary    春が来ると      主婦 金子 初美



いわき点描

桜の思い出 馬目さんと一緒に見た石割桜


第69回風の祭り ステージは生者と死者の共闘の場


日々の本棚 『いわき風諷詠』 中山雅弘著


シネマ帖 「フェイブルマンズ」

 連載

戸惑いと嘘(96) 内山田 康
康無知の発展について④


阿武隈山地の万葉植物 湯澤 陽一
(77)ネコヤナギ


パンドーラーの箱(12) 福島の海から考える 天野 光 
放射性炭素の海洋放出

 コラム

ストリートオルガン(180) 大越 章子

二つのロマンス
小学校卒業と中学校卒業をつなぐ