特集 末盛千枝子と舟越家の人々 |
編集者の末盛千枝子さんとその根っこともいえる舟越家の人々の展覧会が6月25日まで、千葉県の市原湖畔美術館で開かれている。決して平坦ではなかった末盛さんの人生だが、展示を見ていると、さまざまな出来事が糧になり、いかにいい仕事をしてきたかがわかる。千枝子さんの人生やさまざまな関わり、今回の展示などを紹介している。
末盛千枝子さんと家族
父は日本を代表する舟越保武、母は俳句を詠み、詩を書く道子。妹たち(苗子、茉莉、カンナ)もさまざまな分野で活躍し、弟は彫刻家の舟越桂と直木。さらに最初の夫は「夢であいましょう」「ビックショー」などを手がけた、NHKプロデューサーの末盛憲彦(故人)。千枝子さんがどう生きてきたかを振り返った。
展示室をめぐる
1階は千枝子さんの人生や仕事、地下は舟越家の人々の作品が展示されている。千枝子さんが手がけてきた本の原画、憲彦さんの仕事が一階。保武、桂、直木、三人の彫刻やデッサン。女性陣の自由奔放な作品が地下。作品と向き合うとさまざまなことを感じる。
前田礼さんのはなし
今回の展覧会を企画した同美術館館長代理の前田礼さんの思いを話してもらった。
末盛千枝子さんの講演
4月16日に湖畔美術館で末盛さんが話した講演をまとめた。
美智子さまと千枝子さん
二人の縁や共同の仕事について調べた。
連載 |
戸惑いと嘘(98) 内山田 康
無知の発展について⑥
パンドーラーの箱(13) 福島の海から考える 天野 光
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