第504号

 特集 大黒屋ものがたり

「88年前の地図」を持って平のまちを歩くと「大黒屋デパートの倒産から人の流れが変わった」という人が多かった。あの倒産はいわきの商業にとって分岐点だったと言える。そこで大黒屋の歴史を紐解き、いわきにとっての大黒屋を考えてみた。3弾は気になる店を訪ねてその歴史や思いを取材した。

高回転主義により戦後急成長
大黒屋の歩み
小間物屋から百貨店へ
中町にデパート建設
時代の変化

馬目忠亮さんのはなし
閉店時の専務で馬目三兄弟の二男、忠亮さんから話を聞いた。
新幹線がまちの文化を変えた
大きかった時代の波

小野誠一さんのはなし
大黒屋のリビングやギャラリーを支えたのが小野さん(小野美術)だった。
地域の支えがないと生き残れない

大黒屋百貨店の建物パース
 記事

88年前の地図5

馬目忠亮さんが語る三町目
30m道路で流れが横から縦に

幼いころの佳彦さん(左)と忠亮さん

湯本駅前の再整備のこと
 
温泉街にふさわしい計画なのだろうかのいわきの感想を聞いた。

 

 


日々の本棚
『美しい顔』内山田康著



 連載

阿武隈山地の万葉植物 湯澤 陽一
(97)ケイトウ

木漏れ日随想(13)佐藤 晟雄
四股名(醜名)


 コラム

刊Chronicle 安竜 昌弘

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