第506号

 特集 3.11 川前・下桶売りからの報告

川前地区は年々人口が減り、この3月には小、中学校がすべては以降になった。志田名を中心に高齢化と過疎化が押し寄せている下桶売りの現状を取材した。

住民が減り、学校も閉校した
大越キヨ子さんのはなし

いつのまにか「過疎」が足元に
大越アサこさんのはなし

猫と草むしり
大越秋江さんのはなし

「小さな拠点 おおか」のこと
みんなが集まり、元気と笑顔が溢れる場所にしていきたい
高齢化率53%の川前地区で始まった、みんなが元気になるための試み。

大越キヨ子さんと母のフク子さん
 記事

今中哲二講演会

100年、200年を見据えた計画が必要
京都大学複合原子力化学研究所研究員で、NPO法人いわき放射能測定室たらちねにもかかわっている今中哲二さんが3月17日にいわき産業創造館で講演を行い、廃炉、海洋放出、放射能汚染の環境基準設定の必要性などにふれた。


宇都宮市の取り組み
 
拠点をつくって公共交通でつなぐ
宇都宮市と芳賀町を結ぶライトレールが昨年8月に開通した。全国初のすべて新設。ライトレールに試乗し宇都宮市のまちづくりを取材した。

 

 


デクラーク フィービーさんのはなし


いわきで過ごしたこの1年
第二の故郷で自分を見つめる
声楽家のデクラーク フィービーさんがワーキング・ホリデーを利用して、昨年春からいわきに滞在している。4月下旬のオーストラリアへの帰国を前に、この1年について聞いた。


追悼 村岡寛さん 3月5日死去 76歳


青春の焔燃やした友よ
劇作家・演出家 高木 達


日々の本棚
『もしもねこが そらをとべたら』
絵・黒田征太郎
文・西島三重子
NHK出版



 連載

阿武隈山地の万葉植物 湯澤 陽一
(99)クログワイ

木漏れ日随想(15)佐藤 晟雄
水戸の梅


 コラム

刊Chronicle 安竜 昌弘

好きを深める 

新しいことを書くと古びてしまうけれども
最初から過去を書けば古びない(川本三郎)