第520号

 特集 賢治の東京

 37年の短い人生で9回上京した宮沢賢治。なかでも1921年(大正10)は新工場の問題で父と対立シテ家出したこともあり、約8カ月間と一番長い滞在だった。いわき賢治の会は10月22日、小野浩会長の案内で本郷、千駄木などを回った。そのゆかりの地巡りの様子を紹介する。

37年の生涯で9海上橋。父との対立で家出しての滞在も
賢治と東京
本郷界隈のはなし

冬の夕方、光太郎のアトリエを賢治が訪ねた
賢治と光太郎のはなし

最後の上京で発熱。死を覚悟
八幡館のはなし
帝国図書館のはなし
国柱会のはなし

上野の森には歴史が潜む
旧因州池田や表門(黒門)のはなし
野口英世銅像のはなし

ギャラリー見てある記
現実を幻想にしてしまう画家
田中一村展

 記事

2024衆議院選

同学年の戦いを坂本氏が制す
第50回衆議院選が投開票され、新四区(浜通り全域)は自民党新人の坂本竜太郎さん(44)が当選。立憲民主党の齋藤裕喜さん(45)も比例で復活当選を果たした。選挙戦を振り返る。


止められない私の歩み 斉藤とも子さん 1

蔵カフェ第20回講座が10月14日、備中屋本家彩斎菊で行われ、女優の斉藤とも子さんが「広い島から、あちらこちらと、福の島-止められない私の歩み」と題して話した。その思いや生き方を何回かに分けて紹介する。

勉強する意味をタイで教わる
芸能界での戸惑い





道草をくいながら
山形、福島と接する七ヶ宿町は芥川作家、古山高麗雄の父の出身地として知られている。好転に目郡まれた10月13日、車で七ヶ宿を訪ね、自然や蕎麦、古山の文学などにふれた。

ダム建設で集落が湖底に沈んだ
宮城県七ケ宿町

亡き父とつながっている場所
古山高麗雄と七ヶ宿


原発は民主主義と相容れない
平野克弥著『原発と民主主義』を読んで
先﨑千尋


 連載

木漏れ日随想(29)佐藤晟雄
原城跡に思い残す九州の旅


 コラム

刊Chronicle 安竜 昌弘

『真吾の恋人』のこと
記事を通して人と人がつながる喜び