第521号

 特集 さようなら矢吹道徳さん

反戦平和、核廃絶運動などと取り組んできた矢吹道徳さんが亡くなった。67歳だった。自らは表面に立たず、人をつないだ矢吹さん。そのつながりは主義主張を超えて右から左まで屈託なく横断した。矢吹さんの人生を振り返りながら、関わり合った人たちの声を拾った。

原点は東北大学時代の民主化闘争
一貫して反戦、平和、核廃絶
大学での目覚め
市役所に就職
浜通り医療生協へ
3.11を体験して

好きなように生きた
娘の裕美さんのはなし

何かをやろうと言うのは矢吹さん
瀬川千佳子さんのはなし

人生の盟友を失ってしまった
伊東達也さんのはなし

探究心が旺盛で人を排除しない
佐藤英介さんのはなし

広い人、速い人-やぶちゃんを偲ぶ
鈴木英司

矢吹さんとの想い出
広田次男

亡くなる1カ月前に市役所時代の先輩の告別式で弔辞を読む矢吹さん

 記事

止められない私の歩み 斉藤とも子さん 

2 広島とのかかわり
舞台「父と暮らせば」がきっかけ

 連載

木漏れ日随想(30)佐藤 晟雄
青春のあん掛け飯



DAY AFTER TOMORROW(261) 日比野 克彦
ハバナビエンナーレ
キューバを襲ったハリケーン
そしてトランプの当選

 コラム

ストリートオルガン(195) 大越 章子

茨木のり子さんと庄内
母と祖母、夫を思うもう一つのふるさと