『狙われた羊』が再販された | 474号 |
中村敦夫さんの小説『狙われた羊』が、ほぼ30年ぶりに講談社文庫として再販された。当時、合同結婚式が話題となった宗教団体からヒントを得て、多重的に取材した。そのなかには被害者や元信者も含まれていて、政治との深い関係にも言及している。読みごたえがある。
中村さんはこの集団を「金儲けに突進する詐欺団体で、決して宗教団体ではない」と断じる。そして「なぜ人はこうもやすやすと操られるのか?」と深く疑問を呈している。罪のない小市民への陰謀はすぐ身近にある。
(編集人 安竜昌弘)
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