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 老後の不安が忍び寄る団塊の世代の一員である私は、12年後のいわきの医療を考える時、アメリカ・ミネソタ州のロチェスターという街にあるメイヨクリニックのことをふと思い浮かべてしまう。
 人口7万人にすぎないこの街は、他には何もない田舎町ではあるが、実はインターナショナルエアポートとして世界的に有名である。それはなぜか。全世界から高度かつ専門的医療を求めて患者が直接自家用機で訪れるからである。メイヨクリニックは、1軒の診療所ではない。街中にはたくさんのホスピタルビルが林立し、いまや世界でトップの医療を享受しうる医療の街であり、それを総称して、ロチェスターメイヨクリニックと呼んでいるのである。医療従事者2万5千人、全世界からの研修医が2千人、そして、年間の予算が23億ドル(約2千3百億円)というから、驚きである。
 もともとこのクリニックは、イギリス移民のメイヨ一族が、トルネード被害にあった住民のために一念発起して建設したのが、はじまりということである(1861年)。そして住民のほとんどが、昔から医療に従事してきた誇り高い街なのである。
 この街といわきを比較する術は私には持ちえないが、何とかこのギャップを埋められないものかと思いを巡らす昨今である。なぜなら、「地域医療の崩壊」が叫ばれて久しい我がいわきにおいて、なかなか根本的な打開策が見えないなか、誰か(貴方)が強いリーダーシップと継続力を発揮することができれば、ロチェスターに近づく「医療のまち・いわき」もあながち夢想ではあるまいと思ってしまうからである。
 過日、いわきの医療をテーマにしたシンポジウムにおいて、行政の強いリーダーシップを望む声が会場に鳴り響いたが、もうそろそろいわき市は「命優先」の政策課題を明確にすべき時ではないかと思う。そしてこのことが、「12年後のいわきの医療、未来予想図」を手繰り寄せることになるのだと私には思えてならない。
 「さあ、(みんなで)飛べ、ここがロドゥス島だ」(『イソップ物語』より)







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