結成総会が7日、常磐公民館で行われ160人が参加した。代表委員と事務局員を5人ずつ、計10人選び、最終署名の目標を10万人にすること、勉強会を開いたり、会の活動を広く市民に知らせることなどを決めた。また、「市立常磐病院を地域住民の健康保持の拠点として存続・充実させるための要望書」を櫛田市長に提出することを確認した。
要望書には「市民の健康保持に責任を負う市立病院の役割は、大きくなりこそすれ、小さくはならない。市立常磐病院を『公立病院』として存続させ、市立総合磐城共立病院とともに、いわき市の地域医療を守り、市立病院を地域の健康保持の拠点として充実させることを要望する」と書かれている。
続いて、木村医院(四倉)院長の木村守和さんが「いわきの医療と市立病院の役割」と題して、「常磐病院の後継医療機関に対する募集要項がまとまったが、9つの条件を本当の意味で守られるかどうかが心配。さらに、共立病院をどうするべきなのか、みんなで考えていく必要がある。再建案としてはリタイアした医師を総合診療医として配置したり、必要な期間入院させて、病床利用率を高めることなどを考えるべき」などと話した。
続いて浜通り医療生活協同組合副理事長の矢吹道徳さんが「日本の医療制度は世界一優れた制度。それを医療者の頑張り、犠牲的精神によって支えている。この制度を金儲けがすべて、という小泉構造改革が壊した。アメリカ同様、お金のない人が医療を受けられなくなりつつある。アメリカでは、80%の人が医療保険に入っていても、200万人が医療費が払えず自己破産している、という現実がある。現在の医療崩壊は簡単な方程式では解けないが、最終的には市民の知恵と熱意で打破しなければならない」と話した。
最後に出席者からは「これからは市民の出番。政治には任せられない」「いわきには五人の国会議員、さらに県会議員、市会議員がいるというのに対岸の火事とばかり、あぐらをかいているとしか思えない」「合併した当時、病院は大丈夫だと言われた。ところが赤字だからなくすという。若い人には実感が湧かないのだろうが、駅前開発などより病院だった」―といった声が聞かれた。
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