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 問題は多岐に広がっていて、1つに絞るのは難しいです。いわきの市立病院の借金は、病院事業管理者を置いた際に、一般会計から繰り入れてゼロにしましたが、19年度だけで再び20億円の赤字になりました。
 公立病院は救命救急、高度医療など赤字になってもやっていかなければならないものを抱えています。一方で、医師が減ったことで患者が減り、赤字が増えるという悪循環も内在しています。赤字の質が問題で、ずっとこの赤字額が続いていくと予測されれば、財政基盤の整備を考えていかなければなりません。
 共立病院の建て替えはわからなくもありませんが、病院は新しくなっても市の財政が逼迫する可能性もあります。医師の確保や病院内の改革を進めた上で、考えるべきでしょう。常磐病院はなくすわけにはいかないので、民間に任せるようなあり方も検討すべきです。



 共立病院の問題は難しいんです。ベターを求めて良い方法を探っていくしかないですね。医療というのは、経営と公共性という相反する宿命を背負っているわけです。その2つを満足させるのは難しいので、理想と現実の振幅のなかでどうするか。そんなに簡単にはいきません。
 1つのあるべき姿としては救急医療と高度医療に特化する、ということでしょうか。精神科、リハビリがあってもいい。その分は一般会計から繰り入れるしかないと思います。儲からない分をやるしかないんです。税金を投入して受け持つしかない。これは公的病院の宿命です。あとは市内のほかの病院との役割分担でしょう。
 正直、特効薬などないのです。国、県、市のどこを批判しても解決する問題ではありません。みんな一生懸命やっている。ベターを求めていくしかないですね。



 くも膜下出血になって救急車で仙台まで運ばれた、親戚が郡山で治療を受けている、そんな話を聞きました。医師が少ないなかで、共立病院は最後の砦のような病院になっていません。医師をそろえ、いわきでここにしかないという医療機器を備えることも必要でしょう。
 先日、いわき青年会議所の医療シンポジウムを聞きに行き、問題の多さを感じました。共立病院と医師会との関係も見直さなければならないと思います。医療問題は身近な問題なので、健全経営も含め、地域の人たちが安心できる医療の体制づくりが大切です。
 わたしは40歳の時、初めて人間ドックを受けました。その時「一番いい時に受けましたね」と医師に言われました。40という年齢は、意識して健康に気をつけなければならない境界のようです。現在はもう50歳近くなったので、「大丈夫」と過信しないようにしています。



 国の制度が地域医療をどんどん悪くしています。いわき市では公立病院の一市一病院の方針が出されていますが、常磐病院を継続してほしいという声は多いです。病院長など使命感のある医師たちが、とにかくがむしゃらに頑張っています。財政的なバックアップが必要だと思います。市民も批判するのではなく、医療スタッフの状況を考えることも大切です。
 常磐病院には採算の取れない精神科もあり、ある程度の赤字は市民の安心のために仕方のないことです。医師たちは当直をして、翌日も普通通りに診療します。ある意味、医療事故と背中合わせで、それでいいのだろうかと思います。
 共立病院の建て替えの前に医師たちの待遇を改善し、地域の開業医たちとの連携体制をつくらなければなりません。常磐病院を民間で運営するようになったら、市民の利益は守れません。



 市民がいつでも安心して病院にかかれるようなまちにしたいですね。行っても担当科がなくては、不安を抱え生活することになります。
 議員になって言われたのは「呉羽病院に小児科がなくなって安心してかかれない。開業医だけでは高度医療という面で不安だ」ということでした。南部は産婦人科もなく、とても深刻です。
 公立病院は高度医療に特化し、2つの病院を残すのであれば、それぞれ特徴を出しながらやるべきだと思います。税負担はある程度仕方ないと思います。だからこそ、病院の内情や経理面はオープンにし、市民の理解を求める必要があります。
 医療は身内に病者が出て初めて理解することが多いのです。しかも実に身近です。市民と医療界全体で支え、分野分野が機能するようにしなければなりません。



 4月に義父が脳梗塞で救命救急センターに運ばれました。共立病院には神経内科がないのですが、以前に共立で喉頭癌の手術をしていたんで治療法を説明してもらい、処置できました。普通 なら郡山行きのケースです。ラッキーだったと思います。1つ狂っていたらどうなっていたのか。実態は大変なんだ、と肌で感じています。
 地域の医療はまず、信頼できるかかりつけ医を持つことからだと思います。そしてそれぞれの病院が役割を果たしていかなければならないと思います。
 共立病院は病床数を500程度に減らして高度医療に特化していくべきだと思います。赤字覚悟でやるべきでしょう。建て替えも検討すべきです。医師不足だというので東京で勤務をしている同級生に「戻ってこい」と言ったら「こっちは給料倍だぞ」って言われました。二次救急の充実も課題ですね。





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