GIFアニメ 日々の新聞
CONTENTS
日々の新聞
風の通る家
いわきクロニクル
オンブズマン
編集後記
招待席

田人お伽草紙
草野天平の頁
HIBINO IN IWAKI
時のゆくえ
仲間たちの野辺送り
蔡國強といわきの物語
DUO
オリジナルショップ
定期購読
リンク集


 いわき駅前再開発ビル「ラトブ」がオープンして20日が経った。市民の関心は高く、「ラトブ、行った?」が合言葉になっているが、商業スペースの評判がかんばしくない。中には「ひどい、ひどすぎる。いわき市民を愚弄するのもいい加減にしろ、と言いたい」というものもあって、落胆と非難の嵐はしばらく治まりそうにない。

 市民の落胆は、期待感とのギャップから生まれた。情報だけは有り余っている現代。交通 網も整備され、気軽に東京へ行ける。だから目は肥える。しかし、自分が住んでいるまちには、良いものがない。そうした中での再開発構想。「一歩上質」をコンセプトにし、1階フロアは「デパ地下」をめざしているという。そこそこのブランドが入るかもしれない―。市民の間にはそんな思いがあった。
 しかし…。市民の淡い期待は見事に裏切られた。
 半分が駐車場の、商業施設としてはかなり狭い1階。しかも「デパ地下」とはとても思えない店の構成・雰囲気。2階は期待外れの店が目立ち、3階となると、まるでディスカウントショップのような店が目につく。試行的に出ている店が多いために、内装をせず、商品を並べているのだという。飲食店はオープンの混乱で店員教育の不備を露呈し、味の評判も今ひとつ。空きスペースも結構目につく。ラトブは「3月までには体勢を立て直したい」と言うのだが、オープン時点で淡い夢や期待を粉々に打ち砕かれ、地方の現実に引き戻された市民にとって、それも空しく聞こえる。
 施設面での不備も目立つ。エレベーターが遅い。しかも、階の表示がない。上へ向かっているのか下なのかがわかりにくい。ビル内部の階段が非常用なので、一般市民は使えない。駐車場の床面が滑りやすくてタイヤが鳴る。駐車場内での階段移動がわかりにくい、などなど。エレベーターがなかなか来ないし、階段も使えないので急ぎたくても急げない。市民のイライラは鬱積し、「あれじゃ、ねぇ」という声の大合唱になった。
 「汚名返上の機会は、いましかないのではないか」という声も聞こえる。プレゼントの包みを開け、中身を見てがっかりさせられ、しかもその商品に不具合があった。それに対して誠意を見せるのは、商業者としての常識。はたして市民は3月まで待てるのだろうか。

 


当サイトに掲載の記事・写真等の無断転載を禁止します。
「日々の新聞」に関するお問い合わせは

hibi@k3.dion.ne.jpまでどうぞ。

(C)日々の新聞社
〒970-8036 福島県いわき市平谷川瀬字明治町83
TEL・FAX 0246(21)4881





日々の新聞風の通 る家いわきクロニクルオンブズマン情報
編集後記田人お伽草紙草野天平の頁日比野克彦のページ
フラガールオリジナルショップ定期購読リンク集

 
 
ホームへ
画面上へ