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第115号
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ドイツのクリスマス
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医師不足のなかで(2)
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DAY AFTER TOMORROW
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ぼくの天文台(51)
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風の通る家
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幸せを運ぶお菓子(22)
ある時、あるところで、2人の女の子と古びた赤い家で暮らしていた、2つの古い人形がありました。フランス人形のセサニーと、個性的なナイシーで、どちらも背丈が30センチもあります。おかあさん、おばあさん、ひいおばあさん、そのまたおかあさんが子どもだった時、たくさんほおずりした人形です。
クリスマスに、人形たちはパーティーを開きました。お気に入りのドレスでおめかしして、3つのお人形を招いてディナーを楽しみ、ツリーの周りでたくさんのプレゼントをあけて、ろうそくをともすころにはマリオネットショーが始まりました。
平豊間字合磯の海の見える丘にある絵本美術館では11月初めから、2つのクリスマスツリーを飾っている。毎年、ツリーのテーマは変わり、今年はターシャ・テューダーの『人形たちのクリスマス』とマブリナの『おかしの国』。美術館の責任者の巻美佳砂さんがイメージを考え、材料をそろえ、1年がかりで準備している。
人形たちのクリスマスツリーはシンプルなビクトリアンツリーで、人形の姉妹もビクトリア調の100年前のドレスを着ている。ティーセットやクリスマスカード、くるみ割り人形、それにたくさんのプレゼントなどに囲まれてうれしそう。片方の人形は手にちゃんと『人形たちのクリスマス』の絵本を持っている。
おかしの国ツリーはとてもカラフルでにぎやか。人形たちがクリスマスミュージックを演奏し、おいしそうなステッキキャンディーやサンタチョコレートも置かれ、楽しくて自然に体がリズムをとる。
だれも気づいていないけれど、人形たちは毎夜、ツリーを囲んでパーティーをしている。そしてクリスマスが終わるころ、美佳砂さんは来年のツリーのことを考え始める。
パーティーを終えてベッドに入った人形のナイシーはつぶやく。「クリスマスは1年のなかでも1番魔法の時。こころのなかの何かが感じる。この世界で生きていくことは、とてもすてきなこと。なぜって、わたしは110回もクリスマスを見てきたのよ」と。
Merry Christmas!
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