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365日の献立日記

 日曜の朝、8時55分になるとEテレに変える。貞子さんの献立日記が始まる。正しくは「365日の献立日記」。女優の沢村貞子さんが26年半、毎日つけ続けた「献立日記」をもとに、フードスタイリストの飯島奈美さんが料理する。
 たった5分の番組だけれど急がず慌てず、ゆったりしている。献立はもちろん、貞子さんの著書から引用する言葉もよく、声で出演している鈴木保奈美さんの進行もぴったり。飯島さんの料理は下ごしらえからきれいで、うっとりしながら手ぎわを見つめる。
 食卓に並んだ料理のおいしそうなこと。とってもしあわせな気持ちになって、そのまま台所に立ちたくなる。
 貞子さんが献立日記をつけ始めたのは昭和41年4月。夫婦ともに忙しいなかで、おいしく食べられる食事を思ってのことだった。幼いときから台所仕事をしこまれ、料理をするのは億劫ではなかったが、仕事の時間が不規則で、その日の献立が必要だった。
 無地の大学ノートを横に4段に仕切って、毎晩、日付と夕食の献立を書いた。2冊目からは朝食も加わった。10冊目からは急に魚料理が増え、日付の下に心おぼえも記した。
 献立日記は平成4年11月まで続いた。沢村さんが57歳から84歳まで、全36冊。ノートはすべて古い民芸のカレンダーでくるまれている。2年後、夫の大橋恭彦さんが亡くなり、貞子さんはそれから料理に興味を持たなくなった。そして、夫の3回忌を済ませたあと、急性心不全で永眠した。
 具体的な献立は次にするが、貞子さんによると、いま食べたいと思うものを丁度いいだけ、気どらず、構えず、ゆっくり、楽しみながら食べられる、それが最高のぜいたくという。

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