モノクローム

 ミニトマトのフラガール417号 

 5月の中ごろに誘われて近所の種苗店に行き、「フラガール」という名のミニトマトの苗を見つけた。ラベルには「濃蜜トマト」とあり、鈴なりの赤い楕円形のミニトマトの写真がついている。二苗買って、プランターに植えた。

 ミニトマトを育てるのは簡単で難しいらしい。と言うのは、枯らしてしまうことはあまりないが、たくさん収穫するには工夫がいる。一つは苗が倒れないように支柱を立てて、茎を麻ひもで8の字に結ぶ。実の重さや長い茎を支え、風通しもよくなってのびのび育つらしい。強風で主幹が折れるのも防ぐ。
 それから栄養を分散させないように、茎のわきから出た新しい芽をできるだけ早く摘みとる。ミニトマトは原産地が中南米で、比較的冷涼で水や肥料がそれほど豊富でないため、肥料を与えすぎてはいけない。初めてなので、ラベルの裏に書かれている通りにしている。
 ミニトマトはもともと背丈が低かったが、近年の品種改良によって高くなり、実もたくさんつくようになった。とにかく種類がたくさんある。色は赤や黄色、オレンジ、茶色や黒やグリーンもある。形は丸いもののほかプラム形や楕円形など。トマトベーリーという、いちごの形をしているものもある。

 フラガールは食感がやわらかく濃厚な甘みがあり、フルーツ感あふれるジューシーなミニトマト。もう一つフラガールオランジェという、オレンジ色の品種もある。このところ雨の日が続いているので、水やりはしていない。植えて40日ぐらいで収穫できるようだが、実はまだ緑色のまま。収穫第1号はそのまま食べてみようと思っている。さて、そのあとはどうしよう。

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