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■安藤沙羅日本画展
「One Day,One Scene」
 10月3日から11日まで、いわき市泉ヶ丘のギャラリー磐城で開かれる。安藤さんはいわき市出身。津波と原発事故で両親と避難して奈良県に移住、2024年に同ギャラリーで作家として初めての個展を開いた。現在は神奈川県逗子市にある海雲山岩殿寺の涅槃図を制作中。展覧会では「刻々」など新作を中心に展示される。作家在住日は3日と4日。入場無料。問い合わせは同ギャラリー0246(56)0264。

■安積疎水の挑戦―郡山の未来を拓いた水路―
 10月10日から12月6日まで、福島県立博物館で開かれる。郡山が「経済県都」として発展するきっかけとなった安積疎水開墾事業が展示の中心。地元の商人が結成した開成社と県による大槻原の開墾事業、猪苗代湖から安積郡へ水を運ぶ安積疎水の建設などを紹介する。また、11月8日午後1時半から、落合弘樹さん(明治大学文学部教授)による「明治維新と旧藩士―士族授産に取り組んだ人々―」と題する講演が開かれる。聴講無料・定員200人。観覧料は一般・大学生が1200円。問い合わせは同博物館0242(28)6000。

■特別企画展「土門拳の風貌」
 10月12日まで、郡山市のこおりやま文学の森で開かれている。日本の写真史に一時代を画した土門拳(1909-90)。人物写真の名手として知られ、日本の近現代の文化や芸術の流れに大きな足跡を残した各界の著名人を撮影し、1枚の写真がその人物の人生を浮き彫りにする。人物写真の代表作から、文学を中心とした肖像写真と、土門拳と写真にまつわるエピソードを展示し、明治・大正・昭和の文化人を一望にしている。
 入館料は一般200円、高校・大学生100円。中学生以下、65歳以上、障害者手帳を持っている人は無料。問い合わせは同文学の森024(991)7610。

■愚庵の旅路
 10月17日午後1時から、いわき市文化センター2階の中会議室で開かれる。講師はいわき地域学會元代表幹事の山名隆弘さん。幼くして戊辰戦争に参加した天田愚庵は、そのときの混乱で父母と妹が行き方知れずになった。以来、家族を探して日本中を旅した。そして、清水次郎長、正岡子規など多くの著名人と交流を深め、詩歌と遺墨を遺した。当日は山名さんが、その旅路について話す。入場は無料。問い合わせは愚庵会事務局の小野田さん090-7328-3007。

■松本陽子 宵の明星を見た日
 11月1日まで、いわき市立美術館で開かれる。松本陽子さん(1936年生まれ)の美術館での初めての大規模展覧会。松本さんは東京藝大在学中から明るい色彩の抽象表現を自身の方向と定め、1967年にアメリカでアクリル絵具と綿のロウカンヴァスに出合い、帰国後、試行錯誤を重ねて独自の表現を模索。その後、松本さんの代名詞のピンクを基調とした大画面絵画を展開し、現在も新たな絵画に取り組んでいる。展覧会では初期の作品から最新作まで約40点を展示する。観覧料は一般1000円、高校・大学生500円、小・中学生300円。

■井出康人展-共鳴する祈り
 11月15日まで、茨城県天心記念五浦美術館で開かれる。バリ島の伝統文化や宗教をモチーフに幻想的で独自の世界観を描く日本画家の井出康人さん(1962年生まれ・北九州出身)の展覧会。東京藝大の平山郁夫研究室で学び、1990年に再興院展に初入選した。展覧会では再興院展での受賞作などを中心に28点を展示する。入館料は一般950円、70歳以上470円、高校生710円、小・中学生360円。同展のチケットをペアで5組にプレゼントする。希望者はハガキに住所、名前、電話番号を明記して、日々の新聞社まで。ファックス(0246-21-4881)も可。締め切りは9月8日(必着)。