438号

 ワクチン接種の予約438号 

 コロナウイルスワクチンの6月分の医療機関での接種予約の受付が始まる5月20日、母と叔母の予約をするために、開始15分前から画面を開き、3分前にはカウントダウン態勢に入り、午前9時に予約サイトにアクセスした。
 4月末の最初の受付(5月分予約)には挑まなかったので初めての予約。初回に予約をした友人たちに傾向と対策を教えてもらい、前の晩には予習して、母とかかりつけ医を主とする第3希望まで医療機関を選んだ。
 10桁の接種券番号と生年月日を入力してログイン、画面は予約方法の選択に変わり「会場からの選択」をクリック。少し待つと医療機関の選択になり、かかりつけ医を探した。ここまでは順調。ところが接種の日時選択の画面に変わった途端、青ざめた。カレンダーの日にちにすべて×印がついている。「まだ何分も経っていないのに」と思いながら、気を取り直して第2希望を選んだ。しかしカレンダーはすべて×印。焦りながら第三希望にしても同じだった。
 それなら、とコールセンターに電話をした。予想通り、つながらない。3回、4回とかけても同じ。そのうち友達から「6月○日に予約がとれたよ」とメッセージが届いた。
 再び、パソコンで予約サイトにアクセスして、第1希望の医療機関のカレンダーに辿り着くと、それは5月のカレンダーで「次の月」をクリックしなければならなかった。6月のカレンダーは○印がいっぱい。日時を選んで予約ができた。
 最初に現れたカレンダーを見て勘違いする人は少なくない。まだ予約をしていない人は、カレンダーの月をしっかり確認するといい。この日、同年代の多くの人が親たちに代わって予約をした。みなさん、お疲れさまでした。

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