
名も知れない浜辺に
少しばかり月見草が咲いてゐた
海は青く
どこまでも平かで
全く音もなく
砂は乾き定まり
月見草は揺れもしない
舟もないし
雲もない
(真昼)
最初の詩集『ひとつの道』に入っている。天平は路傍の花に目を向け、詩にしている。月見草、桔梗、薊…。決して派手ではないが凜とした美しさを持つ野の花々たち。そのたたずまいに潔さを感じ、天平や梅乃の生きざまと重なる。

名も知れない浜辺に
少しばかり月見草が咲いてゐた
海は青く
どこまでも平かで
全く音もなく
砂は乾き定まり
月見草は揺れもしない
舟もないし
雲もない
(真昼)
最初の詩集『ひとつの道』に入っている。天平は路傍の花に目を向け、詩にしている。月見草、桔梗、薊…。決して派手ではないが凜とした美しさを持つ野の花々たち。そのたたずまいに潔さを感じ、天平や梅乃の生きざまと重なる。
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