第538号

 特集 いわきから甲子園に出るのは

私立勢に押され、いわき市内から夏の甲子園出場校が30年途絶えている。そうしたなか、市の肝煎りで「いわき市甲子園プロジェクト」が立ち上がった。「いわきの野球の連携・交流ネットワーク」をめざしての動きだというが、はたして打開策になるのだろうか。これまでの歴史や現状を踏まえ、高校野球関係者などから話を聞いた。

飛ばないバットの導入で公立校にも望み
常磐炭礦の功績
私立の時代に
新しい時代に向けて

人間の成長なくして野球の進歩なし
福島ベースボールプロジェクト代表理事 磯崎邦広さんのはなし

双葉郡の5校を継承 指導者の異動ネック
ふたば未来学園高校監督 遠藤太さんのはなし

私立倒せる公立校をつくる
湯本高校監督 小野裕久さんのはなし

野球の継承立が低いいわき
磐城高校監督 渡辺純さんのはなし

魅力のある高校が必要
湯本高校OB 大平健司さんのはなし

甲子園プロジェクトの設立

 記事

吉村昭と『彰義隊』

関連の地を歩き証言や資料を集める
『彰義隊』は吉村昭最後の長編小説。その「奥羽列藩」の章には茨城県平潟港に上陸した主人公の輪王寺宮が、いわきを通って会津へ向かう様子、「仙台」の章には磐城平城の落城が描かれている。いわき市立草野心平記念文学館で開かれている「吉村昭と磐城平城」(9月21日まで)に合わせて、吉村の人生、いわきの郷土史家との縁などを紹介する、

小説家への道
戦史小説と歴史小説
『彰義隊』の執筆

小説家らしからぬ普通の人
郷土史家 小野一雄さんのはなし
小野さんは2002年7月27日と翌2003年の7月1日、いまは亡き佐藤孝徳さんなどと吉村さんをゆかりの地に案内した。



 連載

阿武隈山地の絶滅危惧種 ⑮ 湯澤陽一
ヒカリゴケ蘚類 絶滅危惧Ⅱ類

木漏れ日随想(47)佐藤晟雄
何故言えぬ本当のこと


 コラム

刊Chronicle 安竜 昌弘

「収まらないで」
穏やかな水面に投じられた
一石のような言葉