編集室から

さようなら矢吹道徳さん 520号

 「紙面を読んで」の執筆者で反戦平和を中心に幅広い活動をしていた矢吹道徳さんが亡くなった。76歳だった。あまりに突然だったので、いまだに信じられない思いでいる。
 東北大で学生運動に関わり、医療生協では命を見つめ、差別と向き合った。交友が学者や政治家、文化関係者と多岐にわたっていて、不意に編集室を訪ねてきてはさまざまな情報を置いていった。話題が深く教えられることが多かった。時間をかけてその人生を調べたい。

(編集人 安竜昌弘)

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