409号

 編集室から409号 

 3月11日午後2時46分、サイレンが鳴り響きました。10回目の3.11であり、亡くなった人たちの命日です。わが家は海が近いので、周辺が大きな津波被害を受けました。家に残っていて津波に流された老夫婦もいます。その家はいまだに空き地のままで、前を通 るたびにありし日の姿が浮かんできます。ありとあらゆるところに、思い出が転がっています。被災地で暮らす者にとっては毎日が3.11です。

(編集人 安竜昌弘)

そのほかの過去の記事はこちらで見られます。