編集室から | 443号 |
コロナ禍でのオリンピックが終わりました。この日をめざしてきた選手たちに罪はないし、そのプレーに心を揺さぶられました。ただ、アスリートたちをタレントのように扱い、笑いの材料にしてしまうことに怒りが込み上げてきます。このオリンピックをめぐって次から次にトラブルが出たのは、こうした時代の澱のようなものかもしれません。前回の「TOKYO 1964」を知っているものとしては思えば遠くへ来たもんだ、という感慨が募ります。
(編集人 安竜昌弘)
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