455号

歴史から何を学びますか 455号

 今号の特集は「内藤六代」でした。岩城氏が秋田の亀田(現在の由利本荘市)に転封されてから、磐城には徳川譜代の大名がやって来ました。新しい城を造り町を整備したのが鳥居家なら新田開発なの産業の基盤をつくり、俳諧文化を盛んにしたのが内藤家です。ただ一方で藩内では権力抗争に明け暮れ、領民にしわ寄せがいきました。よく「歴史を学んで現代に光を当てる」と言いますが、何百年経っても同じことが繰り返されています。なかなか過去に学ぶことができません。

(編集人 安竜昌弘)

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