情緒ではなく評価を | 466号 |
前号では締め切りの関係で安倍元総理が凶弾に倒れたことを知らせるのが、やっとでした。その後、山上容疑者が旧統一教会に深い怨みを持っていたことがわかり、岸田首相はなんと、元総理の国葬へと舵を切りました。読者からは厳しい声が寄せられています。
「死んだら良い人だったと同調圧力を加え、批判を許さず、あるいは自粛し、情緒的な『空気』一色に染め上げる。これは戦前同様、この国の特徴です」。同意します。この事件の本質は何なのか、国民は国葬を望んでいるのか―。それぞれが、流されずに考えなければなりません。
(編集人 安竜昌弘)
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