494号

海洋放出から1カ月たった 494号

 海洋放出から1カ月が経ちました。まだまだ取材は続きます。新聞やテレビは「流しても特に問題は起きていない」「中国などの輸入停止で全国的に影響を受けている」などと報道しています。流してしまったらさまざまなリスクが出てくることはわかっていたはずです。流すリスクと何を天秤にかけ、それをだれが決めたのでしょうか。ただ、そっとしておくべきでした。不思議です。
 「被災地の復興のため」はどう考えても詭弁です。声高に風評被害を叫び本質を覆い隠そうとするやり方にも鼻白んでしまいます。騙されてはいけません。

(編集人 安竜昌弘)

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