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3.11と那須塩原 | 495号 |
今回の特集は「小さな旅 黒磯・那須湯本温泉」です。思えば3.11で原発が爆発したとき、かなりのいわき市民が新幹線の那須塩原駅から東京へ向かいました。思うようにガソリンが入れられないなか、ハラハラドキドキしながらなんとか那須までたどり着き、車を放置しての避難でした。今回黒磯を取材して、当時のことが蘇ってきました。そういう意味で、堅いことを言わずに被災者を包み込んでくれた那須塩原市には好印象を持っています。観光とは詰まるところ、人の心、人情なのでしょう。
(編集人 安竜昌弘)
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