506号

「あのとき」の感覚を伝える 506号

 このところ、福島県沖を震源とする大きめの地震が多い。そして、体に刻まれている「あのとき」が蘇ってくる。すぐ震災歴に頭を切り換え、「3月31日であれから13年と20日」と数える。廃炉に悪戦苦闘している福島第一原発。なかでも劣化が進む1号機のペデスタル(台座)が心配で、「もし使用済み核燃料プールが崩れ落ちたら…」と寒気が走る。その感覚をずっと伝え続けていきたい。          

(編集人 安竜昌弘)

そのほかの過去の記事はこちらで見られます。