523号

「フラシティ」に対する疑問 523号

 湯本駅前再整備の市民説明会を取材していたら、「フラシティ」に対する疑問の声が出た。「温泉1000年、石炭100年、ハワイアンズ60年」だと言う。確かにハワイアンズが海外ファンドに身売りし、先行きが不透明なのに、市は相も変わらずフラでイメージづくりをし、夏はみんなでアロハシャツを着ている。きっかけが映画「フラガール」とはいえ、広域合併多核都市のいわきをフラ一色にし、各地区の歴史や文化を外に見えずらくしてしまった。しかもこの戦略には中央のコンサルタントの存在が見え隠れしている。目を凝らして監視していかなければならない。   

(編集人 安竜昌弘)

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