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もうカレンダーの季節 | 543号 |
ふと気がついたら、もう10月も半ば。町ではカレンダーが並んでいる。毎年、日々の新聞のカレンダーをお願いしている黒田征太郎さんはいま、北九州市立美術館で大規模な展覧会を開いている。「お忙しいのでしょうね」と迷惑を承知で電話したら「うーん」と言いながらも「ぼくいまから描き始めます」と承諾してくれ、間もなく原画が届いた。感謝しかない。
黒田さんのカレンダーは会社のテーブル近くの壁に掛け、卓上はエルジェのタンタン、家用は安西水丸やムーミン、有元利夫など、その時々の気分で変わる。
一番苦労するのは会社で使う大きめの数字だけのカレンダー。スケジュールを確認したり打ち合わせするためには欠かせない。しかも1年間つきあうので「どんなものでもいい」というわけではない。紙はマット系で色は薄いベージュ、数字も品のいい書体で空きのバランスがいいもの、となると、なかななない。しかも「これがいい」と思って使っていても毎年あるわけではなく、今年は妥協の産物が掛かっている。カレンダー、スケジュール帳。あっという間に年の瀬が来る。
(編集人 安竜昌弘)
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