編集室から

熱狂と無関心の温度差 541号

 いわき市長選が終わった。かつては保革両陣営の一騎打ちだったので、一大イベントの感があったが、拍子抜けするほど、こぢんまりしている。しかも盛り上がらない。「顔ぶれが代わり映えしない。しかも候補者に魅力がない」ということが大きいのだろう。直接民主主義の1番身近な選挙だというのに有権者が冷め、いわき全体にあきらめムードが漂っている。熱狂と無関心の温度差が分断を生んでいる。

(編集人 安竜昌弘)

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