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君子の取材 | 558号 |
「いつか取り上げてくださいね」と、当時、勿来関文学歴史館の館長だった中山雅弘さんが田部君子の資料を送ってくれ、ずっと仕事用のバッグに入れて持ち歩いていた。君子はこの五月が生誕110年。これは逃せないと思い、ゆかりの地を訪ね、関係者に話を聞いた。
入遠野、平鷹匠町、内郷高野、松ヶ岡公園、藤田女学校があった場所…。もちろん風景は当時とまったく違うが、君子がいた場所に立つと感じられるものがある。それは君子に限ったことではなく、いつもそうで何か発見がある。だから、できる限り現場に立っている。まだわからないことがあり、今後も君子の取材を続けていくつもりだ。
(章)
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