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最新号 545号

 特集 いわき信用組合と反社会的勢力

 

いわき信用組合が揺れている。組合が依頼した特別調査委員会が10月31日に調査結果を公表し、反社会的勢力に資金を提供していたことが明らかになった。金融庁は同時に「新規顧客への融資を11月中旬から1カ月停止する」という行政処分を下し、業務改善命令を出した。特別調査委員会の報告書をもとに、組合と反射的勢力とのやりとりをまとめた。

再三にわたって大金を要求される
発端
合併と不正融資
苦悩
決別パソコンの行方

 記事

湯本駅前再整備を巡る行政訴訟の第1回口頭弁論
被告不在のなか意見陳述が行われる
湯本駅前で菓子店を経営している長岡裕子さんが起こした裁判が福島地方裁判所で始まった。いわき市が恣意的に特定のまちづくり会社を選定し、業務委託料934万2300円を使ったとして、返還を求めている。初公判が行われた10月28日、被告の市関係者の姿はなかった。      
    


安藤榮作展「約束の船――The Promised Journey of Souls」
いわきと奈良での歳月があってこそ
震災と原発事故で、いわき市久之浜から奈良県に移り住んだ彫刻家の安藤榮作さん(64)の展覧会が16日まで開かれている。展覧会を紹介するとともに安藤さんに「約束の船~魂の帰還へ」とのタイトルで寄稿してもらった。

「約束の船~魂の帰還へ」 安藤榮作

  写真は安藤栄作さん提供


黒田征太郎さんと仲間たち
沢木耕太郎と岡林信康のこと
美空ひばりが歌った浪曲子守歌

 連載

阿武隈山地の絶滅危惧種 ㉑ 湯澤陽一
イチョウシダ シダ類 絶滅危惧Ⅱ類

木漏れ日随想(53)佐藤晟雄
水戸での思い出

DAY AFTER TOMORROW(273) 日比野 克彦
天草と砥部
地層でつながっている縁で連携し人間力開発


 コラム

月刊Chronicle 安竜 昌弘

競馬をめぐる冒険
競馬浪漫派の矜持は単・複の馬券を買い
好きな馬だけを追いかけること