第213話 真夜中の地震

 風の通る家

 真夜中の地震213話 

 家族とたわいもない話をしている時だった。10年前を思い出すような地震が起きた。すぐにテレビをつけ、いわきは震度5強、津波の心配はなく、その時点では原発も異常なしということだった。
 翌日、編集室の様子を見に来ると、1階はほぼ無事で、階段は陶器の置物と数冊の本が落ちたぐらい。ひどかったのは2階の編集室で大きなプリンターが床に落ち、ファクスはインクカーボンを吐き出し、ロッカーから保存紙が飛び出し、資料と本の海ができていた。片づけは終わらず、地震への警戒もまだ必要なようだ。


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