風の通る家
| カレンダーのはなし | 241話 |
気のせいかもしれないが、翌年のカレンダーが文房具店などに並ぶ時期が早まっているように思う。まだ夏の暑さに悲鳴を上げているころ、店先で見かけるようになった。「まだ早い」と思って、11月ごろ、ようやく準備する気分になって訪ねてみると、好みのものはすっかりなくなっていた。しかたなく、20代から毎年、自室の壁に掛けて愛用しているカレンダーは、ネットで購入した。
編集室で長く愛用していた、余白が多くて見やすい、大きなカレンダーはここ数年、店で見かけなくなった。たぶん作られなくなったのだろう。アイボリーのざらっとした紙質も気に入っていた。こころ当たりのものはあるが、まだ入手していないので、売れてしまっているかもしれない。
先日、画家の峰丘さんが2026年から12年間使える「峰丘’s CALENDAR」を持って来てくれた。上に峰丘さんの作品、下に2年分のカレンダーになっていて、数字は曜日ごとに違っていてカラフル。十二支だと午から巳までちょうどひとまわり、4383日・105192時間が流れている。2037年を見つめながら、12年後に思いを馳せる。
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