■斎藤茂吉と長塚節展
7月5日まで、いわき市勿来関文学歴史館で開かれる。アララギ派の代表的歌人の斎藤茂吉。「アララギ」の同人で、長編小説『土』の作者の長塚節は茂吉より3歳年上で、茂吉が師事した伊藤左千夫とともに正岡子規に学んだ。
茨城県のいまの常総市生まれの長塚は明治39年に静養を兼ねて平潟に3週間滞在し、その間、いわき市の閼伽井岳に登り、帰り道に勿来海岸で遊んで歌を詠んだ。茂吉は大正5年、妻とともに勿来の関を訪れている。
同展では交わした書簡などを通し、ともに勿来の関を訪れて歌を残している2人の足跡などを紹介する。観覧料は一般
330円、中学・高校・大学生220円、小学生170円。問い合わせは0246(65)6166。
勿来関文学歴史館でも入口や出口に消毒液を置き、人がふれる所の消毒や換気など、新型コロナウイルスの対策をしている。
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