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 いわき市の新年度一般会計当初予算案が19日、発表された。予算規模は総額1137億9500万円で、前年度より18億9600万円、1.6%の減となった。法人市民税の収入が前年度より28.9%、14億円の過去最大の減少幅になるなど財源不足のなかで、新年度も財政調整基金などの貯金を合わせて23億8300万円ほど取り崩す。

 新年度の予算案では法人市民税が大幅に減るほか、個人市民税も1.6%、2億4000万円減り、家屋の評価替えの影響などで固定資産税も減少する。大規模事業費は減っているものの財源が不足し、財政調整基金から約21億6400万円、公共施設整備基金から約2億1900万円取り崩す。
 三位一体の改革などによる財源不足で、平成十五年度から財政調整基金、公共施設整備基金、減債基金の大きな取り崩しが始まった。21年度末の三基金の残金は55億円ほどで、163億円あった12年度の3分の1だ。
 市は22年度までの5年間の中期財政計画で、市債残高は17年度末のレベルを超えない1400億円、基金残高は30億円の目標を立てている。市債残高は国の動向がまだはっきりしないため、21年度末の数字は出ていないが、20年度は2月定例会の補正予算を勘案して1389億7000万円になる見込み。
 市債は大規模事業が減っているため建設事業債はどんどん減っているものの、かつては地方交付税だったものが臨時財政対策債となり、その特例債が増えている。21年度の市債の返済額は162億1900万円で、財政圧迫の要素になっている。
 その主な事業は南部清掃センター、いわき清苑(北部火葬場)、いわき駅前周辺再生拠点事業、平成10年度前後の経済対策のためのハード整備。なかでも南部清掃センターは17億円と全体の1割を占める。市債返済額のピークは23年度で、165億円になる。

 3月末までに改革プランを策定する予定の市立病院(共立病院と常磐病院)には21年度、一般会計から負担金(救命救急を含む)と出資金を合わせて前年度よりやや多い29億円を繰り出す。18年度末に公営企業法全部適用をして一市一病院二施設に移行した際、市は共立、常磐の両病院が抱えていた借金を一般 会計に繰り入れてゼロにした。
 しかし19年度、一般会計から負担金と出資金を合わせて26億円繰り入れたが、決算では共立病院が約18億円、常磐病院が約5億円の赤字になった。診療報酬のマイナス改訂、医師が減って休診や診療制限をしている診療科があって外来患者数、入院患者数が減り、収入は増えない。一方、団塊の世代の退職者が増え、退職金の支払いが増えている。
 改革プランでは来年春に常磐病院の閉院を予定している。市立病院の財政状況が厳しいためで、このままでは21年度に現金がなくなるという。そのため市病院局は29年度まで10年間の収支を、過去の実績などを参考に試算した。
 それによると、現在の2病院のままだと、19年(すべて年度末)に12億円あった現金が20年度には1億8000万円、21年度からは20億円のマイナスで、29年度には累積でマイナス100億円を超す。
 一方、22年春に常磐病院をなくした場合、25年度には経常損失が2700万円の黒字、翌26年度は5億9000万円の単年度黒字になり、27年度には現金不足も解消される。現金不足の間は借り入れでしのぐしかない。黒字に転じる根拠には7対1看護の実施と病床の効率化、診療所との連携による外来患者の増、職員の削減などを挙げている。

 中ホールが完成し、春にグランドオープンする文化交流施設「アリオス」は、PFIによる建設・管理(建設費と15年間の管理費合わせて181億円を19年度から15年間で返済する)のため、21年度予算はPFI費が12億円、総務費が(人件費や広報費など)4億5000万円、事業費が1億2000万円の合わせて17億8000万円になる。
 記者会見での市長コメント  まさかこんなに経済状況が急変するとは思わなかった。われわれにとってもショック。行政サービスをどう維持していくか、意を尽くしたい。
 雇用対策、中小企業の経営者の苦労緩和を考える。施策をハードからソフトに変える。病院は遠回りしながら改革していきたい。



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