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地域のために地域ができること

 「スギ花粉の季節がやってくる」と、1月末にドラッグストアで、いつも使っているマスクを2箱買った。それからどれくらい経ってだろう、マスクが手に入らない、と言われるようになった。初めは「50枚入りが2箱あれば大丈夫」と高をくくっていたが、家族も使うようになり、だんだん心配になってきた。
 これまでに朝に2度、ドラッグストアに並んだ。1度目は開店40分前に行き、20番目で7枚入りのマスクが買えた。2度目は1時間前に並んだが、70番目ぐらいで買えなかった。休日には友人たちが「○○にマスクがあるよ」と連絡をくれるが、行ってみると売れ切れになっていることが多く、マスクは巡り合わせのように思えてくる。
 いわき市の医療機関でもサージカルマスクをはじめ、感染症対策に必要な医療資材が少なくなっているという。8日のいわきで2例目の感染者が確認された記者会見に同席した市医師会長の木村守和さんは「非常に大きな感染が起きてしまう前に、ある程度の感染症対策物資を確保しておかないと。行政が医療機関を守ることが大切」と話した。
 新型コロナウイルスの感染拡大はまさに緊急事態で地域医療を崩壊しかねない。各地域が同じ問題を抱えているから、他力本願でなく地域が1つになって、それぞれができることをすべきだ。不足気味の医療資材を造れる会社が、いわきにもあるかもしれない。そこは政治や行政が日ごろの力を発揮するところだ。

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