オリジナルショップ
日々の新聞社は、以下の書籍類を販売しております。
◆購入方法
以下につきましては、日々の新聞社にメールかFAXで「購入希望」と明記し郵便番号、住所、電話番号、購入部数を知らせてください。確認次第、振り込み用紙をお送りいたします。
※尚、振込手数料70円は購入者が別途負担となりますのでご了承ください。詳しくは日々の新聞社に問い合わせてください。
安竜 昌弘著『いつくしみ深き』
四六判
268ページ
おりおん刊
定価2,000円+税
送料1部150円
草野天平の詩は声高に叫ぼうとしない。心象風景が言葉の結晶となって、静かにゆっくりと読み手の心に沁みていく。言葉を極限にまで高め、音楽が聞こえるような詩を書こうとすればするほど輪郭を失い、だれもが持っている原風景と響き合った。(「序章より」)
『天平―ある詩人の生涯』から18年。その後を加筆・書き替えて出版しました。
天平と梅乃と杏平の3人のものがたりです。
2018年9月16日、毎日新聞の今週の本棚・新刊に取り上げられました。
大越章子著 『踊るこころ 小野恵美子の歳月』
四六判 上製本
341ページ
紫草館刊
定価1,600円+税
送料500円
常磐音楽舞踊学院の1期生で、10年間、トップダンサーとして常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)のステージで踊った、小野恵美子(1944-)の半生を辿った。
映画「フラガール」で蒼井優さんが演じた谷川紀美子のモデルでもある。
恵美子の半生の根底には踊りと炭砿がある。半生を辿りながら、炭砿まちの歴史、恵美子を取り巻く人々の生き方、踊りの精神などにもふれている。
このいちねん
A5判
202ページ
日々の新聞社刊
定価1,000円
送料120円
東日本大震災以降の日々の新聞の報道を読みやすくブックレットにまとめました。
1面の記事を写真付きで掲載し、エトキ風文章も新たに加えました。震災後のいわき市を、独自の目線で取材した特集記事を中心に、「月刊クロニクル」や「ストリートオルガン」、「桜とツツジの夜の森」などの連載も掲載しています。
日々のブックレット第1号です。
こちらの記事もご覧ください。
このにねん
A5判
208ページ
日々の新聞社刊
定価1,000円
送料120円
震災2年目、2012年春から1年間のなかから、日々に追われて忘れがちな、でも暮らしていくなかで大切なことを中心にまとめました。元ゴメリ医科大学学長のバンダジェフスキーさんや医師の肥田舜太郎さん、琉球大学名誉教授の矢ヶ崎克馬さん、京都大学原子力研究所助教の小出裕章さん、北海道がんセンター院長の西尾正道さんなどの話しが載っています。
日々のブックレット第2号です。
このさんねん
A5判
192ページ
日々の新聞社刊
定価1,000円
送料120円
震災3年目の報道から、月日の経過とともに覆い隠されていた原発事故の状況が露出されてきているなかで、明らかになってきたことを知らせるとともに、その状況下で生きていく人々の姿勢、思いを伝える内容になっています。
日々のブックレット第3号です。
こちらで目次のページが見られます。
とねりこ
B5判 変形
オールカラー48ページ
のはら舎刊(2014年1月11日発行)
定価600円+税
ふくしまで暮らす記者やジャーナリスト、ライターが集い、震災と原発事故後、この土地の風土や文化を再認識しながら耕し、暮らす術を探る「ふくしまで暮らす手帳」です。いのちの木とも言われるとねりこのように、強くてしなやかなくらしを目指します。創刊号の特集は、NHK大河ドラマ「八重の桜」(2013年)の主人公 新島八重と巡る人々、そして八重の時代の会津です。
※「とねりこ」は(株)フェリシモの「とうほくIPPOプロジェクト」の支援金で制作しています。
安藤栄作著『降りてくる空気』
A5判、101ページ
スモルト刊
定価1,260円
送料240円
いつも傍らに置いてぺらぺらめくりたい本、というのがある。安藤栄作が書いた『降りてくる空気』はそんな本の1つだ。そして、読むたびに元気をもらえる。
内容は、彫刻家・安藤栄作の日々。安藤さんの独特なタッチのイラストも豊富だ。
この本の中で、安藤さんは生き方をデッサンになぞらえてこう書いている。
「間違わないように恐る恐る描くのではなく、堂々と間違って堂々と直せばよい。書き損じても決して紙を替えてはいけない。いくら替えてもまた同じところでつまずく。一見、ものを写 し取るという退屈そうに見えるデッサンだが、その本当の意味は思い込みや観念、言葉や常識で固まった自分の心や目を、素直な目に直す作業なのだ。失敗を恐れず、狂いを直しながら堂々と生きていく訓練なのだ。うまくいかないからといって、決して自分の心や体を放棄してはいけない。すり切れてボロボロになってもいつか必ず、輝き始めるのだから。(デッサン)
「夢をあきらめずに自分を信じ続けること」。安藤さんは、この本を通 してその大切さを示してくれている。 安藤さんは1961年、東京生まれ。1986年に東京芸術大彫刻科を卒業後、作家として活動を開始。1990年にいわき市に移り住み、現在は同市田人町在住。彫刻家の長谷川浩子さんは夫人。
日々の新聞 193号 特集:初代フラガール
12ページ
定価1部400円
送料別途
日々の新聞193号で小野恵美子さんはじめフラガール一期生の特集を掲載しています。一期生のみなさんのはなしがそれぞれ掲載されています。
まだ在庫があります。
日々の新聞 109号 特集:ひびのこづえ
タブロイドサイズ
12ページ
カラー4P
モノクロ8P
1部400円
2007年8月18日から10月14日まで水戸芸術館現代美術ギャラリーで行われた『ひびのこづえの品品』を特集しました。
(※なお、カラー4ぺージ以外の8ページは通常版となります。109号の掲載記事についてはこちらをご覧ください)
日々の新聞 60号増刊 特集:HIBINO EXPO
タブロイドサイズ
8ページ
オールカラー
1部200円
2005年8月6日から9月19日まで水戸芸術館現代美術ギャラリーで行われた『日比野克彦の一人万博』の模様と、日比野克彦さんの誕生日に合わせた特別 特集号です。
こちらにて記事の一部を掲載しておりますので、ご確認下さい。
◆購入方法
以下につきましては、日々の新聞社にメールかFAXで「購入希望」と明記し住所と電話番号、購入部数を知らせてください。確認次第、日々の新聞と振り込み用紙をお送りいたします。代金は400円(新聞1部200円+郵送費200円)。
※尚、振込手数料70円は購入者が別途負担となりますのでご了承ください。詳しくは日々の新聞社に問い合わせてください。
「日々の新聞」 日比野克彦版
タブロイドサイズ
8ページ
オールカラー
1部200円
目黒区美術館での展覧会期中に販売されご好評いただきました「日々の新聞」(発行:いわきびーの)が全国発送できることになりました。この機会にぜひ読んでみて下さい。
「日々の新聞」は、いわきを皮切りにスタートした「日比野克彦展」がきっかけに産声を上げました。日比野ファンがボランティアになり、編集作業を行いました。その後、新聞は、神戸~新津~徳山と回り、ほぼ完売。目黒用にニューバージョンを発行しました。 今回発送するのは、ニューバージョンで、題字、アートディレクションが日比野さん。日比野克彦の過去、現在、未来など、内容が盛りだくさんです。
◆購入方法
以下につきましては、日々の新聞社にメールかFAXで「購入希望」と明記し住所と電話番号、購入部数を知らせてください。確認次第、日々の新聞と振り込み用紙をお送りいたします。代金は400円(新聞1部200円+郵送費200円)。
※尚、振込手数料70円は購入者が別途負担となりますのでご了承ください。詳しくは日々の新聞社に問い合わせてください。
『森で遊ぶ新聞』
タブロイド判
オールカラー
4ページ
1部300円
送料200円
田人で開かれた「アートミーティング2002」用に出された新聞。魅力的な田人を知ってもらうために、童話風の文章を集め、写 真は安藤栄作の作品で統一した。
例えば、1面は「おっかなぼうの森」。森が生き物のように描かれ、人間の眼ではなく自然の眼で物語が描かれている。このほか、田人在住の人たちの今、を物語風に綴った「田人お伽草紙・風・雲・遊・川・森・虹」など。
夏井芳徳著『いわきの戊辰戦争(1)』 2022年2月発行
A5判
161ページ
纂修堂
定価1650円
送料180円
1868年(慶応4)6月16日、新政府軍の薩摩藩や佐土原藩、大村藩の部隊が茨城県北茨城市の平潟に上陸したところから、いわきの地での戊辰戦争が始まる。以後、1カ月あまりにわたって、激しい戦いが行われた。
『いわきの戊辰戦争(1)』では新政府軍の平潟上陸と、いわき市勿来町の九面の戦い、泉城の落城と新田坂の戦いをとりあげている。
奥羽越列藩同盟軍に加わり戦った磐城平藩の藩士たちが書き残した記録『磐城平藩戊辰実戦記 藩士十六人の覚書』や、新政府軍の主力として戦った薩摩藩の部隊が書き残した記録『薩摩藩出軍戦状』などをもとに、著者の夏井さんと架空の人物の会話形式で書かれていて、読み進めていくと、いわきでの戊辰の戦いの実相が浮かびあがってくる。
夏井 芳徳著『いわき戊辰探究』
A5判 上製本
370ページ
歴史春秋社刊
定価2,500円+税
送料1部300円
これまでの戊辰戦争関連本というと、原文中心の研究者を対象にしたものがほとんどで「専門家向け」でした。
夏井さんはそれらを踏まえて、新たに資料や文書を読み込み、新政府軍の平潟上陸から落城までをほぼ時系列で細部にこだわって紹介しています。また、紹介された原文の書き手がさまざまな立場の人であるため、ストーリーが重層的、多面 的で、書き手の個性や人物像が立ち上がってきます。
舞台の中心がいわきで、当時をなぞって現地に行く楽しみもあります。読み手がどの部分に興味を持つかで、読み方が変わり、より深く戊辰戦争を知ることができます。
夏井さんは「今回の本では、原文をわたしがどう読んでいるかを開示した。いわきの戊辰戦争について知ることができると思う。また、これを叩き台にさまざまな解釈や議論を交わせると思う」と話しています。
夏井 芳徳著『いわきの戊辰戦争』
算修堂刊
定価864円(税込)
いわきの戊辰戦争をわかりやすく説明している。教科書では知ることのできない、幕末から明治にかけて、いわきで何が行われたのかが、手に取るようにわかる。資料が原文で載っているので、興味のある人は読み解く楽しみもある。
「戊辰戦争」といえば会津や二本松のイメージが強いが、いわきを中心とする浜通 りでも戦いが繰り広げられた。この冊子では、新政府軍の平潟上陸から始まって、九面 の戦い、泉城の落城、新田坂の戦い、二ツ橋の戦い、湯長谷城の落城、そして一次から三次までの平城総攻撃、落城など、足元の歴史が時系列にまとめられている。
この戦争では、同盟軍も新政府軍も多くの犠牲者を出した。夏井さんはそれを踏まえ、「歴史に学ぶ」ことの意味を書いている。それは「歴史を学び、学び取ったことを自分の生き方や世の中のために役立てること、さらには、今、自分がしていることや世の中の動きを過去の歴史と比較し、良いところを伸ばしたり、悪いところを直したりすること」だという。そして戊辰戦争という歴史から一番しっかり学び取らなければならないこと、それは戦争をしてはいけないということ、だとはっきり言っている。この冊子をひとつのきっかけに、より深く学び、今に生かす人たちが増えることを願いたい。
『いわきの戊辰戦争』の購入希望者は、(有)平電子印刷所内 算修堂(0246-23-9051)まで問い合わせること。
夏井芳徳翻刻 高木誠一著『石城北神谷誌』
B5判
224ページ
雄峰舎刊
定価2,200円
送料370円
いわき民俗の伝承者の高木誠一さん(1887~1955)の著書で知られている『磐城北神谷の話』(日本常民文化研究所刊)の基になったと見られる本で、高木さんの四男の丹野正樹さんが持っていた高木さんの自筆原稿を、夏井さんがほぼ原文通 りに本にした。
神、仏、怪物と色々な不思議な話、昔の農業に関する話、生活など、高木さんが祖父や父、地区の古老から聞いた話が収められていて、当時の「素の暮らし」を垣間見ることができる。
こちらにこの本についての記事を掲載しております。
大須賀いん軒著 夏井芳徳校注 『磐城技藝家小傳』
新書判
144ページ
纂修堂刊
定価800円+税
『磐城誌料 歳時民俗記』『磐城物産志』に続く、夏井さんが活字化した3冊目の大須賀いん軒の本。明治10年から44年ごろに執筆されたもので、「磐城誌料」シリーズの4冊として公刊の計画が立てられていたが実現されず、これまで多くの人々の目にふれることはなかった。
江戸時代とその前後の戦国時代や明治時代にいわきで活躍、またいわきにゆかりのある技芸家について記されている。取り上げている技芸は製陶(陶芸)、鋳銅、漆工芸、鏨工(彫金)、彫刻、鍛刀(刀工)、奕棋(囲碁、将棋)の七分野。その作家たちの人柄や生涯、作品の素晴らしさなどの解説を加えて書いている。
『磐城技藝家小傳』は初めに、原本の青焼きの写真と、夏井さんが活字化したもの、それに注釈を掲載。さらに、夏井さんがいん軒の説明や、活字化したものの読み方を説明している。
(「いん軒」の「いん」は竹冠に均)
夏井芳徳翻刻 大須賀いん軒『磐城物産志』
B5判
189ページ
雄峰舎刊
定価1,890円
送料290円
いん軒は明治10年、内国勘業博覧会の開催に際し、福島県の委員に任じられ、県内の物産についての調査をして解説書を書いた。そのなかで磐城の物産に関するものは3冊にもなった。その後、解説書は焼失してしまったが、第1冊と2冊の草稿を見つけだし、修正して『磐城物産志』を上梓した。
石炭や鉄、鰹節、紙、饅頭石など、江戸時代から明治時代にかけていわき地域で生産、製造された物産を取り上げ、来歴、生産、製造法、課題などを詳細に解説している。当時のいわき地域の物産について多くの知識を得ることができるとともに、いん軒の熱い思いにふれることができる。
(「いん軒」の「いん」は竹冠に均)
草野梅乃編著『三重奏―草野天平への手紙』
A5判
260ページ
彌生書房刊
定価2,500円
送料310円
タイトルの「三重奏」は書簡、没後に寄せられたことば、没後の主な出来事の構成からつけられた。以前、天平の手紙と随筆を集めた『挨拶―草野天平の手紙』が出版されており、この本はその姉妹版となる。
二つの本は、夫人・梅乃さんがいたからこそできた。草野天平という詩人の存在をなんとかかたちに残したい、その一存で梅乃さんは生きてきた。天平の手紙を集め、写 して返す、その繰り返しが『挨拶―草野天平の手紙』に結集された。今回の本はそれから、33年後の2002年、天平没後50年を記念して、発刊された。その中には、天平と交流のあった人はもちろん、天平死後に天平に魅せられた人たちの文章も載っており、「天平への思い入れ」が集約された内容になっている。この中で子息・杏平さんは「まさに本書は母の努力のモニュメントである」と書いている。