日々の新聞　第143号

　特集.小さな旅　冬編

いわきから磐越道、東北道を2時間ほどかけて、冬の那須高原へ。立春が過ぎても、那須高原はまだ冬の眠りのなかで、しんと静まり返り、空気もひんやり冷たい。盆栽家の加藤文子さんと、作陶を続ける小沼寛さん夫妻の心地いい家を訪ね、これまでのこと、盆栽や陶芸のこと、那須でのくらしなどをそれぞれに聞きました。

健康でありのまま、そして時を奏でる
盆栽と向きあい、自然に育つ時間の共有を大切にしている加藤文子さんに、生い立ちや盆栽に対する思い、那須について話をお聞きしました。

二度自由を与えてくれたフィンランド
アトリエあうりんこの小沼寛さんに、ヨーロッパで過ごした日々や、自然と焼き物と向き合うことなど話をお聞きしました。

取材で出合った那須町のお店
ＳＨＯＺＯＣＡＦＥ、ＤＯＵＪＯＵ、しらさぎ邸。那須で出合ったお店を紹介します。

　記事

人の心に木を植え森をつくる
「ふくしま森林文化フォーラム２００９～海の人々と森との関わり」が7日、いわき明星大で開かれました。「牡蠣の森を慕う会」代表の畠山重篤さんの講演と、福島県立博物館長の赤坂憲雄さんがコーディネーターとなり行われたパネルディスカッションの内容をお伝えします。

山一商事が計画している処分場の下水道への接続をめぐって
山一商事が内郷綴町と平上荒川にまたがる土地に産業廃棄物最終処分場の建設を計画している問題ついて、いわき市、山一商事それぞれから話を聞きました。

対岸のゴジラ
トップの苦しみ櫛田市長が座長役の市病院局会議

　連載

DAY AFTER TOMORROW(72)

自分は何をしているのか古代アンデスに教わる

北の地から（36）

秋田市立中央図書館明徳館館長北条常久さんによる連載
雪国

家を巡るはなし（9）

設計専攻建築士・小野田博さんの連載
第9回　最高のサロンはホワイトハウス

Harleyとどこまでも（9）

櫛田幸太郎さんのエッセイ
第9回　鉄馬

梨ノオト（詩・手紙）(32)

「梨の会」による連載
第32回　サヨナラ　斎藤貢　　

客席のアフタートーク(3)

大谷湖水さんによる観劇レビュー
世界の終わりとショートケーキ

小野恵美子さんの舞踊45周年を記念した公演「常磐ハワイアンセンター物語［フラメンコ編］」が4月4日、アリオス大ホールで開かれます。恵美子さんの子どものころや常磐ハワイアンセンターのオープンの前などにタイムスリップしながら、本番までを追います。

同時進行ドキュメント　甲子園への遙かな道(3)
昨年3月、高校教師という立場を離れた相原さんは、紆余曲折の末、暮れから湯本高校のグラウンドに立っています。最後の壁がどうしても突き破れないチームを、監督の清水裕之さんとと相原さんがどう変えていくのか。夏までの日々を同時進行で追いかけます。

王朝人の四季　―源氏物語と紫式部―(9)
いわき明星大学教授・斎藤正昭さんによる源氏物語にまつわるお話の連載第9回　「梅枝」の薫物合