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画・松本 令子  

 千葉 親子

 昨年は全国的に災害の多い年でした。福島県は台風19号と21号で河川の氾濫、堤防の決壊など甚大な水害を起こし、生活再建道半ばで新年を迎えられた方もたくさんおられます。心よりお見舞いを申し上げます。
 12月15日号(403号)の「湯本川調節池のこと」を読んで、川が氾濫しないように一時的に大水を溜めておく池がいわき市にもあり、その効果 があったという事を知りました。
 日本は昔から洪水が起こり、大きな被害を受けて来ました。そのたびに被害を最小限に抑える施設が考案されてきたのです。洪水から人や街を守るために調節地、調整池、遊水地など、雨水を一時的に流入させ水害の軽減を図るという治水施設で、溜め置かれた水は下流地域への影響を考慮しながら徐々に排水されます。
 降った雨は川や地下に浸透しながら、海に流れていきます。東京の荒川がなぜ荒川と呼ばれているのか。それは昔からよく氾濫や決壊を起こすからです。放水路や遊水地などで河川を管理し、住民を水害から守る対策をしてきました。しかし近年の都市開発が、それらの地域さえも造成されて住宅化が進み、道路は舗装され、水の逃げ道を塞いで被害を大きくしているのではないかと言われています。
 今年は、原発事故から9年目になります。事故原発の復旧目途立たずのまま、復興! 復興! の掛け声高く、オリンピック開催に向け猪突猛進。政治の世界では嘘、隠蔽が大手を振って歩き、さまざまな事が起きています。世相騒がしい年になるかと思いつつ、先人が刻んできた歴史を振り返り、今年は地名から今につなげて見るのも面 白いかと思っているところです。

 (会津坂下町・主婦)


 

 NHKの大河ドラマ「いだてん」が終わった。年間視聴率は史上最低の8.2%。でも気に入っていて毎週楽しみに見ていた。ビートたけし演じる志ん生の十八番(お は こ)が「冨久」。酒でしくじってばかりの久蔵(幇間)の噺だ。最後は旦那から出入りを許されるのだが、しくじり具合が憎めない。
 どこかの首相の周りもしくじりだらけなのだが、権力を笠になかったことにしてしまうので、可愛げがない。やらかしたことは認めないと、オオカミ少年だらけになってしまう。だから首相が裸なのに気づかないふりをしているのだろう。

(編集人 安竜昌弘)


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