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展覧会を行うごとにマークを作るのがなんとなく習慣になってきた。水戸での一人万博、大宰府でのアジア代表日本、岐阜でのHIBINO AND DNA。そして来シーズンは3つの展覧会が待っている。金沢・霧島・熊本の3カ所である。これらの共通
のテーマとして今考えているのが、「HOME AND AWAY 方式」という言葉である。この用語はスポーツに良く使われる言葉であるが、これを美術館で行われる展覧会に応用しようということである。いったいこれはどういうことになるのか?
最近の私の活動は、地域に長期滞在しての制作を地元の人達と行うものが多くなっている。新潟、水戸、岐阜、福岡、横浜などである。各地域で一緒に事を興したスタッフたちが、次のプロジェクトに関わったりする。すると地域同士の人間の交流がそこに生まれてくる。「こんどうちにおいでよ」「じゃあいってみようかな」の連鎖である。これは何かに似ているな?
と感じたのは今年のワールドカップでビジターとしてアウェーの地であるドイツに乗り込んで、日本を応援したときであった。
ホームアンドアウェー方式という言葉を前面的に出して、人の流れを主題にしてアートを切ってみようかな?
ということは拠点(ホーム)が多くあればあるほど流れが出来る。しかしいったいどんな活動になっていくのだろうか?
こんなときは、つまりイメージが漠然とあり、言葉が先に生まれてきたときは、まずはシンボルマークを制作する!
という日比野流の進行のしかたである。マークを考えることによって、メインになるものは何かをブラッシュアップしていく。ということで考えたのがこのマークである。これはほんと一発目のスケッチである。きっとこれから先このマークが形を変えていくことになるのだろうが、センセーショナルなのは、正式なマークどころか、中身も決まっていないのに、マークの一発目のアイデアスケッチを公表してしまっているとうことである。そうすることによって、ホントにやるんだという決意表明的な意味もある。
日々の新聞をお読みの皆さん! あなただけにお見せしましたから…今後どうなるか楽しみにしていてください。
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